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春樹がきたきた春がきた(村上春樹、待ちに待った新刊)

メールを見ていたら、「村上春樹の新作予約開始」とあって

ピクっと反応してしまった。

headlines.yahoo.co.jp

村上春樹は小説を書くとき、

毎日決まった枚数を書くと決めて、マラソンのように書いていくスタイルらしい。

前作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」からは4年ぶりということで、

4年待つと上下巻で1000ページの作品となるみたいだ。

 

自分は村上春樹を読んで本に目覚めたといっても過言ではない人で、

1作目を読んでから長編短編エッセイと読み漁って、

今や新作は何時だ、と酸欠の鯉みたいな状態なのである。

 

新作のタイトルは「騎士団長殺し」とかなり物騒。

1部と2部はそれぞれ、顕れるイデア編、遷ろうメタファー編、らしい。

みなさま、ちゃんと読めるでしょうか?

なんだかタイトルだけで春樹臭飛ばしてるなぁという印象。

そのまま「ねじまき鳥クロニクル」とか「海辺のカフカ」の1部2部にできそう。

 

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」は割といつも通りだな

という印象だったが、

1Q84はもうかなり難解で、前に紹介した「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」とは一線を画す作品である。

パラレル、ガール、ミュージック(書評:世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド) - 白線から落ちたらマグマ

まあ初期作なので当然であるが。

 

世間的には村上春樹は短編がおもしろいとする人が多いようなのだが、

自分は長編派である(春樹作品に限らず)。

短編がいいという人は春樹の長編の難解さに悶々としてしまう人に違いない。

自分は逆に消化しきれない分を胃もたれみたいに引きずって楽しむタイプである。

 

しかし春樹作品に「難解」というのはちょっと違う気もする。

はなから明確な答えなんかなくって、

春樹作品特有のファンタジックワールドに読者それぞれが入っていって、

中で何がみえましたか? というのが楽しみ方な気がする。

 

ともかくこれで冬を超える楽しみができたというものだ。

これで本屋も活気づけばよいね。

 

ちなみに自分が「村上作品」と書かないのは村上龍も好きだからである。

もし自分が作家になるなら

ペンネームを「村上マンダラ」とかにして春樹と龍の間に挟まれたい。

 

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