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今年面白かった映画の名は。

日常

この前まで秋だったのに気づけば年の瀬。

時間の流れが速いのは歳のせいなのか、刺激のない毎日のせいなのか...。

 

そんな思いで今年あったことを思い返してみようと思った。

思い返して、あえて主張したいことのひとつに、

今年観た映画のことがある。

 

今年の映画といえば、当然、新海誠監督の「君の名は。

自分も観ましたよ。

絵もきれいだし、ストーリーも面白くて話題になるのも頷ける。

 

ただ、自分のなかでは「君の名は。」をより先に

強烈なインパクトを残す作品を見てしまっていたせいで、

君の名は。」の採点が辛くなってしまっている。

 

その映画の名は。...「ズートピア」!

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え、、、あれかよって思う人はきっと見ていないのだろう。

子供向けのように見えて、ものすごい完成度にびびった。

実際、「君の名は。」と比べても恥ずかしくないくらいロングランしてたはずだ。

 

一番の魅力はストーリー展開。

プロローグからプロットを散らせて、エピローグまでに余すことなく回収する。

伊坂幸太郎みたいだ。

ストーリーの中でユーモアからスリルまで演出して、観ているものを常に飽きさせない。

観終わったときに、「え!これで100分!?」という内容の濃さなのだ。

 

主人公はうさぎちゃん(警察官でまじめで努力家)なのだが、

個人的に一番印象に残ったのは、うさぎちゃんが裸族に会うシーン。

映画の設定では、どの動物も服を着て立派な文明を歩んでいるのではあるが、

その反動で自然のあるべき姿を追い求めるナチュラリスト集団があって、

彼らに情報を聞きに来たうさぎちゃんなのだが、

真面目な性格からか、裸の動物たちを見て、目を覆って恥ずかしそうにするのである。

清純な女子学生が男の着替えをみて顔を赤くするやつだ。

 

これをみて自分は急にうさぎちゃんが兎から人間になった心地がした。

恥ずかしがるという高度な心情表現によって、うさぎちゃんが人間に感じられたことで、

映画が舞台設定やストーリーによって何を主張したいのかがわかってきた。

今のアメリカにも通じますな。

 

ズートピア」と比べてしまえば、「君の名は。」は、展開が急すぎるように思えた。

身体が入れ替わるという一大事な割には時間を割く間もなく、

次のとんでもない事実に物語が進んでいってしまった。

個人的にもっとこう、男女の入れ替わりによる青春を眺めたかったのである。

映画にするより、2,3クールのアニメのほうが本領を発揮できたのではないか、

というのが自分の感想。それでも面白かったけどさ。

小説版が正式なのかもしれないけど、映画を観たうえで小説まで読む気にはなれていない。

 

映画の出来ではズートピアに軍配。

と、1人ネット世界の隅で主張してみる。

いい歳してアニメーションばっかみてんじゃないよと言われそうだけど、

時間つぶしにでも映画館まで観に行こうと思える作品が少ない...。

 

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