本紹介

自衛隊って強いのか?(書評:日本の戦争力)

「日本の戦争力」 小川和久(聞き手坂本衛) 新潮文庫 何か忘れたけど「読書はいいんだぞ」と主張する本で勧められていたので読んでみた 完成度:4 有用度:5 わかりやすさ:5 総合評価:5 人よりは本を読んでる自覚があるが、 いまだに「成功したいなら読書…

お寺に墓があるのはおかしかった!(書評:儒教とは何か 増強版)

「儒教とは何か 増強版」 加地伸行 中公新書 本屋で検索して新書コーナーの最下段で発見 完成度:5 有用度:4 わかりやすさ:4 総合評価:5 中公新書というだけあって、かなりしっかりした新書。 偉そうに聞こえたら心苦しいが、ぱっと見で読む気が失せる人…

わたくしはただのしがない下級メタファーです(書評:騎士団長殺し 第2部遷ろうメタファー編)

「騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編」 村上春樹 新潮社 ようやく読破! 表現:5 展開:5 ユーモア:4 総合評価:5 延べ1000ページを超える長作を読み終えました。 前半の感想はこちら 春樹ワールド炸裂(書評:騎士団長殺し 第1部顕れるイデア編…

春樹ワールド炸裂(書評:騎士団長殺し 第1部顕れるイデア編)

「騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編」 村上春樹 新潮社 ほとんど発売日に手に入れたのにボリューミーで時間がかかった 汗 表現:5 展開:5 ユーモア:4 総合評価:5 ここ2週間ぐらい通勤時間に黙々と読み続け、ようやく第1部読破。 しかし130万部出てると…

安心してください、遺伝子だけじゃないですよ(書評:進化論の最前線)

「進化論の最前線」 池田清彦 インターナショナル新書 新たに創刊されたらしい新書 完成度:4 有用度:5 わかりやすさ:3 総合評価:4 池田さんというのはホンマでっかTVなどでもおなじみの生物学者です。 自分が生物専攻だったために内容が分かりやすいのか…

自分の無力、社会の虚ろ(書評:ストレンジ・デイズ)

「ストレンジ・デイズ」 村上龍 講談社文庫 最近小説を読んでなかったのでとりあえず村上龍 表現:5 展開:4 ユーモア:2 総合評価:4 目次をみたときに曲名とバンド名が並んでいるので、 重松清の「あの歌がきこえる」みたいな内容なのかと思ったが、そうで…

百田尚樹と不死身の兵隊と司馬遼太郎が北海道でつながった話

本屋で百田尚樹の「雑談力」(PHP新書)いう新書を買って読んだ。 正直こういうハウツー的な本を読んでいること自体あまり話したいことではない。 自分としては百田尚樹なら面白い内容かしらと思って選んだのだけど、 読んでみたらほとんどハウツー本どころ…

春樹がきたきた春がきた(村上春樹、待ちに待った新刊)

メールを見ていたら、「村上春樹の新作予約開始」とあって ピクっと反応してしまった。 headlines.yahoo.co.jp 村上春樹は小説を書くとき、 毎日決まった枚数を書くと決めて、マラソンのように書いていくスタイルらしい。 前作「色彩を持たない多崎つくると…

現実は強い。どうすれば笑い飛ばせるのか。(書評:砂漠)

「砂漠」 伊坂幸太郎 実業之日本社 最近読んだわけではないが、伊坂作品について触れたいと思ったので 表現:4 展開:5 ユーモア:5 総合評価:5 伊坂幸太郎の良い点。 ・現実に抗いたいけど実際はそう簡単じゃなかった...と思わせつつ、抗う姿勢を示すとこ…

読書の道は安からず(書評:読んでいない本について堂々と語る方法)

「読んでいない本について堂々と語る方法」 ピエール・バイヤール 訳:大浦康介 ちくま学芸文庫 くやしくもタイトル買い 完成度:3 有用度:3 わかりやすさ:2 総合評価:2 紹介記事のコンセプトとしては当然、一押しの本のことを書きたいのだけれど 今回は…

知るべきか 知らざるべきか ヒトの性(書評:言ってはいけない 残酷すぎる真実)

「言ってはいけない 残酷すぎる真実」 橘 玲 新潮新書 本屋に平置きされているところをポップや帯の煽りに引かれてつい 完成度:4 有用度:4 わかりやすさ:3 総合評価:3 政治家なんかが口にしたら失言扱いされて辞任に追い込まれるような、 生物学的に立証…

パラレル、ガール、ミュージック(書評:世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド)

「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」 村上春樹 新潮文庫 書評を書くまでもない作品なのですが... 表現:5 展開:5 ユーモア:5 総合評価:5 村上春樹です。 ブログ初めて間もないのに満点だしちゃっていいのかよ、と思いつつ、 冷静に考えても…

あなたの「日本人像」は日本の歴史と合っているだろうか (書評:げんきな日本論)

「げんきな日本論」 橋爪大三郎×大澤真幸 講談社現代新書 神楽坂のかもめブックス(カフェ併設の本屋で書店員こだわりの棚がおもしろい)の新刊コーナーで発見 完成度:4 有用度:5 わかりやすさ:3 総合評価:4 ここ3,4年、こういった日本人とは? みたいな…

血は争えちゃう (書評:華麗なる一族)

「華麗なる一族」 山崎豊子 新潮文庫 紀伊国屋の社長の本を読んだらおすすめと書いてあったので 表現:4 展開:5 ユーモア:1 総合評価:4 初・山崎豊子。 文庫版で上中下巻で計2000ページ弱。お腹いっぱいごちそうさまでした。 銀行、というかコンツェルン…